■
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2002/11/22
- メディア: DVD
- クリック: 295回
- この商品を含むブログ (37件) を見る
やっ、長すぎだろ。
ビックリしたよ4時間もあるなんて。
こんな長いのたぶん初めて。
なんかやらしいな。
エマニュエル・ベアールは染めた金髪に地毛のままの濃い眉毛がもさったいなあと思っていたけど
いややっぱ黒髪より金髪がいいです。
しかし若いと顔も少し違う感じがするね。
あのバカにしたような眉と目の線は変わらなかったけど。
人をバカにするっていうのは、ある種コケティッシュなのね。
ピカソの筆の運びがそのままみられるドキュメンタリーみたいな映画というか映像を観たことがあるけど
これもそんな感じで少しおもしろい。
動きの迷いとかね。
でも一番拍子ぬけしたのは完成した絵だね。
ズッコケって感じで、
なんですかあれ?
ひどい、と思った。
なんの魅力も感じられなかった。
映画の感想としても同じで、おもしろいとか好きとか好意的・肯定的な意見および感情は出てこなかった。
そしてエンドロール、最初に女優キャストばかり出てくるのは、何?レディファースト?
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2007/01/26
- メディア: DVD
- クリック: 14回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
レイプシーンも暴力描写も、人が死んでるのも死ぬシーンも全然大丈夫なんだけど
このレイプシーンは今まで観た中で一番つらかった。
レイプって性的暴力なわけだけど、この場合は特に被害者の尊厳を辱めてる部分が大きく感じて。
GIDの肉体的女性に、女性器を冒す性行為をしたわけだものね。
それは自己イメージに男を持つ身体的女性に対して、自分の女である部分を無理矢理に強烈に意識させることで。
その点では、レイプほどの犯罪ではなくとも、服を脱がせて裸にするという行為もひどく残虐なこと。
ブランドンがシャワーの後にさらしを巻いて胸を押し潰したり、ブリーフに靴下(しかしアレほんとにやるんだね)もろもろを詰めるシーンが描写されていただけに、きつかった。
私がセックスを好きな男としかしない女だったら、
好きな男とセックスできない女じゃなかったら、
セックスに失望していなかったら、
きっと普通のレイプシーンでもこんな風に心が痛むのかな、と思った。