元美容師の友達は、実家が遠いため高校では寮に入り
2年生になってからは近くにアパートを借りて弟と住んでいた。
高校の時から友達の家には行っていたし
東京から戻ってきた時の家にも行ったことがある。
今の家に行ったら
部屋には高校の時使っていたトリコロールカラーのキャビネットがあって
懐かしかった。
でも何年も経つのに全然褪せたり傷ついたりしてないのね。
私が持ったらもっと味が出ると思うけど。
(=汚くなる)

販売員の友達は彼氏と2週間で別れたと言っていた。
眠る前、ベッドで先に寝た元美容師を横目に
天井を仰いでそのいきさつを聞く。
話し終えると友達は
「ね、長い話でしょ」
と言った。
私と販売員はずっと彼氏がいなくて
エイプリルフールには「一抜けた」メールをしてからかったりしていたものの
(こいつはなんでもすぐ信じるので、私はよく「タバスコにはタバコの葉っぱが入ってるんだよ。だから名前が似てるんだよ」とか真顔でウソを言っては「へー!そうなんだあ!」と友達が感心しきった後「ウソだよ」と言うのを楽しんでいた)
彼氏がいたことがないのってついに私だけになったと思った。
美容師の友達には
「ちょっと!出会おうよ!あたし今本気で○○に彼氏を作る計画を練る」
と言われだす始末。
こうやってそのうち「お見合いセッティングするよ!」とか叔母に言われだすのかな。
うわ鳥肌

友達は2人そろって顔が広く
男女関係なく友達や知り合いが多い。
美容師の方は行く先々で友達を作るような奴で
高校の時通っていたアナスイの美容部員さんとは未だに連絡を取り合っている。
当時私は、ああ可愛いとこんなにも友達がたくさん作れるものなんだなと思っていた。
2人には他にも共通点があって
色が白いとかそういう。あれあんまりない。
2人が話していると私には割り込む隙がないことがしばしば。
そういう時、私は2人にすら「なんかよくわかんない」と思われているんじゃないかと少し怖くなる。
これから友達なんて作れるのかしら
でもできなかったらできなかったでそれはそれは。
友達作るのなんて簡単だよなんて
言うようになりたいわけじゃないし。
お兄ちゃんの嫁と仲良くするとかそういうことが夢だ
お兄ちゃん結婚してくれはやく