おそろしい天気の中、卒業。
構内に溢れる色とりどりの華やかな晴れ姿。
え、こんなに?ってくらい保護者の参加も多く、とても厳かと形容できる式ではないものの、大学特有のテキトーな雰囲気の中卒業式が終わった。
女の子の9割5分が袴や振袖を着ていて、その色彩の豊かさと言ったらすごいものがあった。
外の暗い空と雨のせいで余計に引き立っていました。
若くても地味な色を好む人は多いから、大学生活であんな華やかな場面はなかったんじゃないかしら。
入学式だとスーツだしね。
まあ私は成人式を経験してないからそう思うのかもしれない。
けど髪の毛もちゃんとセットして、晴れ着の女の子たちはきれいだった。


式の後、食堂で祝賀会。
ケータリングを頼んだらしいが、一応ウェイター姿の給仕もいたりして。
ビールとワインが用意されているのに感動しつつ、料理をパクつくも最高に締め付けられた袴が苦しいのなんの。
というわけで早々に祝賀会を出て脱いだ。
脱いだ時には「全然着崩れてないわね〜」と呉服屋のおねえ/おばさん。
「いや、でもすっごい苦しかったんです」って言ったら「アハハそうよねえ〜」。


その後研究室で先生とゼミの人々と少しのワインで歓談。
飲みゼミなのに、意外と成績のいい学生が多かったらしく、あー2年の時までの頑張りを貫いていたら総代も夢じゃなかったな、と反省。
卒論の副査担当の先生が、久しぶりにいい卒論だったとかなり褒めてくれてたぞーなんてゼミの先生から又聞き。
夕方からホテルの宴会場を貸しきって催したパーティもあるから、副査の先生と話せばいいと言われたものの、結局一言も話さないまま終わった。先生ありがとうございます。


パーティではさすがホテルという感じでケータリングとは違う料理。おいしかった。立食形式なので5ラウンドくらいしました。ワンピースだからって鼻息荒いです。
パーティでも女子の華やかさにうっとり。
結婚式の二次会のような感じで、みんなの写真を撮りまくり。
ワインもビールも飲みまくり。

パーティ終了後、数人で「最後だしお茶していくかー」なんてロビーでゆっくりしていると、ゼミの先生がふらふらと現れ、「ホテルの上とかになんかあるんじゃないの」と言うのでそのまま最上階のラウンジへ。
夜景で一応東京タワーが見えて、ジャズが小さい音で流れる中軽く仕切られたスペースで1,2杯。
しかし飲みゼミなので話題が下品。
みんなの格好が格好だけに、クラブ(クにアクセント)みたいな雰囲気になってました。


先生に祝杯を奢ってもらい、地下鉄で途中まで一緒に帰り、その後はみんな疲れて睡魔と戦うのが大変でした。
ていうか私は早々に敗れた。
友達の家についてすぐ寝て、2人で夕方4時まで15時間も寝ていたという。
いやーでも久しぶりにゆっくりぐっすり寝た。
うーん卒業したよ。
次の卒業はバイトだ。
とりあえず大きなミスをせず去りたい。