「どうする?踊り行く?」
「はっ?」
「誕生日、どうするの?」
「ああ。まだ考え中。」
「踊り行くって六本木?」
「うんそうみたい」
「いいじゃん、出会いがあるかもよ」
「そんなのその時だけだよ。階段でチンコ吸うくらいの。」
「アハハッやだあー」

誰に祝われても、うれしくない。

「でもさ、当日は東京でも、前の日かその後でパーティしようよ!
 そしたらヒトミさんもミキさんも来れるし」
「うん」

自分のパーティになんか行きたくない。
誰かが主役でも、自分が主役でも、ウザい。