アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

ついに手を出した。
いやでもよかった。
映画化が決定した頃、松田龍平好きの友達からあらすじというか全容を電話で聞いたんだけど
こないだその友達と会ったので
夜中のサイゼで再キャスティングして盛り上がった。


伊坂幸太郎といえば、なんでも重力ピエロも映画化されるんだとか。へえ。
春は誰がやるの、ねえ!


ちなみに陽気なギャングが地球をまわす、とかいうタイトルの本は読む気にならない。
これも映画化されてるけどもちろん映画を観る気にもならない。
まあコインロッカーもピエロも観る気にはならないんだけど。


イン ザ・ミソスープ

イン ザ・ミソスープ

もうこの表紙きもちわるい。
この前読んだストレンジデイズの女の名前もジュンコで、これもジュンて名前の女が出てくるから
なんだ龍はジュンてのが好きなのか?と思った。
ちなみに私の母の名前はジュンコである。


フランクはサイコパスという設定なんだろうとは最初の段階で思っていたけど
脳手術の話もロボトミーだなって思ったけど
ティンコの触感がボコボコしてたとか、肌が蝋人形みたいだったってのが何だったのか気になった。
手首のためらい傷も。
しかし肌が蝋人形みたいな人ってのは結構いるよね。
昔かかった皮膚科の先生がそうだった。一回しか行ってないけどへんな人だったなあ。
髪の毛なんか紫で、志茂田カゲキみたいだったよ。
あの肌はたぶん、化粧を施した風でもあった。
その皮膚科はもうないんだけど、あの志茂田医師は今なにをしてるんだろうか。

スプートニクの恋人 (講談社文庫)

スプートニクの恋人 (講談社文庫)

いや、結構、よかった・・?
すみれという名前に違和感を覚えつつ、
主人公のハイソぶった生活に嫌味を感じつつ、
まあ、読めました。
リンチぽいてのもよくわかった。
ていうかあまりに明晰夢モチーフになっているもんだからちょっと得意げになれた。
あれ、でも春巻きは夢をみない人なんだっけか。


しかしミュウに柳美里を重ねてしまうのも、
すみれにミヒャエル・エンデのモモ(まあ読んだことないんだけど)を重ねてしまうのも
私だけではないはず!