輝ける女たち [DVD]

輝ける女たち [DVD]

豪華キャストのアレです。
べアールもドヌーヴもアメリのカフェにいた元曲馬乗りのおばさんも出てます。
べアールの目じりのシワ(カラスの足跡ってやつだね)にもの凄い勢いでびびりつつ。
まだまだ可愛いんだけどさ。
ドヌーヴも相変わらず顔デカいし。歌舞伎役者みたい。
アイラインのはね方も迷いがないね。
ケツのでかさも迷いがない。
この人はなんでこんなに緑が似合うのか。
この人以外に、これほどまでに光沢のある濃い緑が似合う人を私は知らない。まじで!


ストーリーは、なんていうか微妙でした。
花火のシーンとかハリウッドみたい。
キャストが豪華すぎるのがいけないのか?


Conversations(s)/カンバセーションズ [DVD]

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公開当時観ようと思っていたもの。
銀座でやってて、その日はすごい雨降りで、
私は傘がなくて、冬で寒くて。
人に会うためスカートなんか穿いてたから余計寒かった。
そして映画館の場所がわからず30分くらい放浪して
もちろん上映時間に間に合わず諦めてsubwayでアボカドのサンドを食べてました。
プランタンで買った3000円の傘をお供にね。
プランタンでは、放浪の証としてドブネズミの外見を与えられていた私は色んな人に白い目で見られた気がします。
あー銀座なんて嫌いだよ


日記はともかく、うまく宣伝にごまかされていた気がしました。
だって主演ふたりともすげー年食ってんだもの!
女優は若い時と現在とで雰囲気とか似ていて頷けるものの
男の方は過去から今への転落っぷりがひどい。
(外見上のことです)
なんでいきなりあんな赤ら顔に!鼻の形も変だよ!


まあそれはいいんだけど。でも結構なショックだった。
女優も魔女みたい。


なんかねー映画館で観なくてよかった。
だってデュアルフレーム方式で、画面は常に縦に2分割されて進むから疲れる。
2人の視線や感情、時間の進行度の違い(これに関してはうまく時間の節約ができたのかもしれない)なんかを表現するのには、別にこの方式じゃなくてもよかったんでは?と思った。
監督はたしか男女2人なんだけど、いやーこの先もうこの方式で撮ることはないんじゃないかね。


ちなみに主役の男女2人に名前はなくて、クレジットでもmanとwomanで表される。
それは知ってたのに、最後にエンドロールを見て気付いた。
確かに劇中、お互いの名前を呼び合うことはなかったなと。
他の登場人物に名前を呼ばれることもなかったような。
そこはすごく評価したい点。ってまた上から目線。
名前が出てこないのにすごく自然なんだよ。


昔、名前を呼ばれることは好意を示されていることと同等、みたいな小話を聞いたことがあるんだけど
私はそれがひっかかってる。
だって滅多に名前で呼ばれないんだもん。
そりゃバイト中とかは別だけど。
名前、つまりあだ名とかではなく名前。
あだ名って愛称だから、その人だけの愛称があったら愛情を感じたりするものなのかもしれないけど
私はそういうのが理解できない。第一幼児じみてる。
名前そのままで呼ばれるほうがよっぽど特別な感じがする。
だってもし私の名前がベンジャミンだとしたら、それはあくまでベンジャミンで、ベンでもベニーでもない。
(ごめんなさいベンジャミンて名前好きだけど、略したらベンて果てしなください名前になるのが許せなくて)
というわけで、私の名前はたぶん呼びづらい名前なんだろうなあと思っている。
だから二文字の名前(ミカとかユカとかマリとか)にはあこがれた。
そういう名前には普遍性とミーちゃんハーちゃんっぷりと世俗性、卑猥なにおいすら感じてもいるんだけど。
名前についてあんまり考えると、ああどこかで私の名前を「こんな名前でかわいそう」と思っている人もいるんだろうなあと思う。