初夢

初夢って2日に見るもんらしいから。
ていうか元旦のとか覚えてないから。


なぜかディルアングレイのライヴに行く設定だった。
場所は渋谷。
退廃的な都会的な、要は暗くて汚い街。やはりうすぐらい。色でいえばグレー。
会場にやや急ぐ私。
ガラスの両開きのドアを進む。
人がけっこういっぱいいる。
ああ私はこれから暴れるんだなーと思っている。
でもそこは会場ではない。
学校みたいに、若い人がいっぱいいる。
街頭の角の、グラフィティもどきがたくさんある暗いところで煙草を吸う。吸おうとしただけかもしれない。
トイレがそばにあった気がする。
臭いは感じない。
(そもそも夢でにおいを感じることがあまりない)
そこで通りすがった人たちはみんなSTREETに載ってるようなロンドンのパンクスみたいな格好。
ガツガツのパンクスじゃなくて、ゲイみたいな、日本人の美容専門学校生のような、イっちゃってるような。
とりあえずみんな外国人だった。
たぶんディルアングレイだからそういう格好なのかも。
でもそこは会場から近くないはずだった。
会場に近くなるにつれ、意識がそこにいく。
すると場所がディズニーランドのようなところになる。
私の目的地はビッグサンダーマウンテンがあるところ。
あのセクションてなんて言うんだっけ?カントリーではないよね。でもカントリーとかジャングルの近く。
私はビッグサンダーのところに行こうとして、ふと気付くと遠回りしていることに気付く。
げー開演間に合わないじゃん、と思う。
でもここらへんから目的がビッグサンダーに乗ること、に変わっていた気がしないでもない。
私の格好はやはりディルアングレイぽかった気がする。
でもあんまり覚えていない。


とりあえず夢でディルアングレイのライブを体験するには到らず、ここらへんで場面が変わった。
ディルアングレイが夢の中でなにを意味していたのか非常に気になるけど、どうやって占ったらいいものかわからない・・。


メモに「メール」と書いておいたのだけども
メールが出てきた場面が思い出せない。


そのあとは人間的にちょっといいわあこの人、と思っている実在の人が出てきた。
私がなにかの映画の説明をしていた。
それをその人は真剣に聞いてくれた。
そのあとでみんなに話していた。ちょっと嬉しい気分。
その人がプリントアウトした紙が壁に張られている。
ちょっと丸っこい字で、私はそれをちゃんと読めた。
これにも驚き。
その映画は、たしかアフター・ウェディングだったと思う。
しあわせな孤独を撮ったオランダのスサンネ・ビア監督の。
あの人はトリアーのドグマ95の純潔の誓いを〜とか説明した。
でもそのあと説明の一部曖昧だったところが間違っていたことに気付き、
もしくはその人が他の人に説明している時に間違ったかで
あとで私はそのことをその人に伝えた。
軽く謝ったような、笑って少しごまかしたような。
ほのかに笑いあった場面があった気もする。
パプリカの影響で、その人に寝てる私が抱きかかえられる場面もあった気がする。
寝ていた時はソファの上だった。
横長で、縦に狭い空間。
白熱灯の照明。
でもこの夢は大体において、自分が動いているところを外から見ている感覚だった。
自分が見えていた気がする。
こういう感覚は初めてかもしれない。