映画行ってきた。
でも寝過ごしたから行ったのは午後。
それでも特別上映で1000円だった。
なーんだどうせ早起きする必要なかったんじゃん。

ヘドウィグ未だに観てないのですが
ジェームス役の人のぶたっ鼻気味の鼻や肉厚のピンクい唇のあたり、監督の趣味が見えました。
実際この人はヘドウィグのオーディションにも最終まで残ってたんだとか。
この顔、とても不思議で、序盤はすごくイケメンに見えたのにどんどんブラピとかディカプリオ、マイケル・ピット(マイピとでも呼んだらいいのかしら)にある豚っぽさが出てくる。
でも劇中でも言われていたような「悲しさ」もすごくあって
言うなれば悲しい豚顔。そのまんまじゃん。
鼻から上は憂いのある美青年なんだよ。
下から見ちゃダメ!
いや、下半分も味があるよ。

全員なにか見たことある顔なのに
パンフを見ても全然ピンとくるところがなかった。どこで見たんだ?
監督好みっぽいといえば大体がそうなんだけど、
女王様のボンボン息子奴隷も結構いい線いってた感じ。

アコギ+生歌パフォーマンスをしていたセス役の人は
youtubeでも裸で同じ曲を披露してくれています。

この顔もめっちゃ監督好きそうだ
もう少し間違うと米良美一になる感じ?
しかしこの曲、映画の中で聴いた時から好きになって
今もDLして聴いてるんだけど、やっぱりああいう音響+映像の中で聴くのとは何か違うわけでーまーしょーがねーか。

ちなみに映画館ですごく笑ってしまって数少ない周りのお客さんたちに申し訳なかった。
肩を震わせて笑ったのは全部恋愛カウンセラー・ソフィアのシーン。
ジェニファーアニストンのエピソードにも大ウケだった。
やばいDVDで観ればよかった・・。
つーかモチーフであるおテックスシーンも、ボカシがあることで余計笑えてしまって、結構ずっと笑ってた。
あ、あとビッチのシーン。
ソフィアがビッチ(と名乗る人が出てくる)と挨拶をして
hi, b..bitchって言う仕草と表情がすごくいい。
ソフィアの自慰シーンも卵型バイブ騒動もひたすら笑いが起こって大変だった。
ていうか他の人はなんで笑わないんだ。

あ、あとサロン・ショートバスのミストレスは顔の割に肩幅が狭くてびっくり。
化粧のせいか、歌のせいか、終始美輪様を連想。

テーマに沿うと一番感情移入するのはセヴェリンやジェームスだけど、ロブとジェイミーを除けばほとんど全員に何か通じるところがある。
ジェイミーのことはすごく愛してるし、すごく強く愛されてることもわかってる。だけどその愛が強すぎて、皮膚の下まで侵入を許せない。その強さは昔自分をいたぶった連中と同じ圧力なんだ、みたいなクローゼットの中での会話。
ぐぐ・・っていう、ね!
しかもそれ、クローゼット(じゃないかも。でも物置的な場所)の中でだからね。
カミングアウトの語源(?)と通じてる。

いやでもやっぱり映画館っていいね。
家のDVDで観たらないような鳥肌をいっぱい経験できる。まさに刺激。
だから明日も映画に行こうと思うの。