渋谷に定期利用で行けるようになったので夜になってから出掛けた。
渋谷というか原宿なんだけど、原宿駅からだとうまく行けないのでいつも渋谷下車。
私の辿るルートは相当遠回りだと自覚しているけど
他にルートを探すにもすごい労力がいるし
どうせうまく行けないからこのまま。
あとどこに行くにしても、いつも道を覚えようとして歩いていないので
あそこ行こう、と思っても中々辿り着けない。
道をよく知っている人と歩いていて、
帰り道に
「さっき右手にこのローソンあったから〜」
とか言うのを聞いてびっくりした覚えがある。
道を知っている人は、歩きながらちゃんと目印にピンをさしてるのね。
ぼけっと歩いてるだけじゃないのね。
道理で私が迷子になるわけだよ。
と、合点したところでその後全くその技を実践していないんだけど。
道理でまだ迷子なわけだよ。


目印のローソンといえば、
都内にはドトールやスタバやコンビニは乱立しているので
全く目印になりませんね。
googlemapで場所を調べて、「あ、近くにドトールあるのね。右(そもそもこの認識の仕方が間違っている)ね。」なんて一丁前に目印を用意しておいても
そこかしこにドトールがあり、
ど、どこのドトールの左が目的地?
となったことが。
中学生の時、銀座線の渋谷駅で駅員さんに
「すいません、次の渋谷行きは何時ですか?」
と聞き
「いっぱい出てるからね」
とそっけない答えを受け
そうか、ここは田舎じゃないからたとえ次の電車に乗れなくても、またすぐ次の電車が来るんだった・・
と軽くカルチャーショックを覚えた感覚に似ている。
このカルチャーショックは田舎出身の子に言うと激しくうんうんと肯かれる。


まあ今回はいつものルートなので迷子とか、ひたすら狭い区間を一時間半も歩くとかはしてないんだけど
原宿の8時過ぎってどこも閉まってるわな。
わかってたけど。
でもショーウィンドーを流すだけでも少し楽しいのでした。
どこもかしこもCLOSED, CLOSEDの札のオンパレード。
おもしろかったのは、結構どの店も閉店札を掛けながらドアが開けっ放しだったこと。
帰るスタッフがいるから?
冷房切って暑いから?
どれも違うと思う。
「お店」ではなくなった店内で、営業中と同じ照明、同じ服や物に囲まれ
素に近い笑顔で話して笑い合う店員さんたちが印象的だった。
内輪っていうか、仕事もうすぐ終わり!っていうか、接客終わった!っていうか。


そんなわけで結局足痛くなっただけで帰ってきた。
でも定期利用で無駄銭落としてないからいいです。



全然関係ないけど彼氏欲しい。
今までいつも「なにがだめなのかしら」「具体的にどこらへんが不合格なのかしら」「こことそことあそこと全部ちょっとずつ悪いのが総合でバツになるのかしら」などとうんうんあんあんハアハア考えてきたけど
そんなこと考えてるくらいだったらどんどん人に会うべきじゃないのかと今日思った。
あ、これは新しい結論だ、と思った。
でも私っていつもそういうことができなくて、それの総合体が私な気がする。
受験とか就活とか。
まあ確かに恋しろ!と言われても、そんないっぱい一気にできるかよ
、というのが普通だけど
人に会え!というのだったら別になる。
前も書いた気がするけど、人が死ぬまでに会う他人の数ってどれくらいなんだろう。平均的に。
家族は含め、1回世間話を軽くした程度の人は含まない。かといって携帯のメモリ総数とは必ずしも一致しない。
何桁だろう。
ちなみに私は携帯を使って9年になると思うが、
携帯のメモリが50件を超えたことは未だにない。