ワンピース買うたった

腹が出ているタイプのデブの私にとってワンピースは鬼門である。
しかしワンピースのその甘美な響き、可憐な姿、フェミニンさ、女っぽさ
は常に憧れとして私の中に存在し
そうそれはショートカットがトレードマークのおてんばな中学生がきれいなお姉さんのロングヘヤーに対して持つような
ガリガリに痩せていつまでも少年体型から抜け出せない貧弱青年がアーノルドシュワちゃんの肉体美に対して抱くような
つるつるハゲで加齢臭を放つ「おっさん」がふさふさ頭でシャツの第3ボタンまで開けてなお爽やかな色気を振りまく好青年を見て思うような


こんな官能小説みたいな下りはもういい。


とにかく、葛藤があって逆に私にはワンピース脅迫概念に侵されているんです。
たぶん、一昔前の女子高生のとっての「ルイヴィトン」みたいな感じかしら。
言うのも聞くのも心ときめき、手にしたらルンルン有頂天今日から私もルイヴィトンを持つ女の仲間入りそんな感じ。


で、流行りのハイウェストを追う形で巷にあふれた胸下切り替えのツーピース風のワンピースを買いました。
デブの超鬼門だけど、これは上下で素材が違っており
上はカットソー
下はデニム(=硬い素材=腹を押さえ込む)
なのでいけそうだ、と下腹部がGOサインを出したのですかさずそれをキャッチ、レジでお会計と相成った。


しかもこれ左右にポケットついてる。
ポケットへの執着は前に書いたと思う。
さらに合格。


つーわけで予定もないのにデート服ばかり溜まっていく。
ちなみにこないだもプリントワンピース買った。
また、どのワンピもカーディガンなどの羽織物なしには着られない。
いろんなところにハンデを抱えた23歳。
来月(げ!!もう7月!!)24になる。
ああ、どっか行っちゃいたい。
満員電車で圧死しかけながら体中にアザをつくる毎日なんてごめんだよ。
毎日、みんな満員電車に乗ることで膨大な量のHPを浪費し
そして死んでいっているように思います。本気で。
夜中の電車から吐き出されて家まで歩く間、レイプされたんじゃねーかというくらいの気分に陥る。
山の手レイプ。


うーんそれにしても買いすぎ。
来月、死ぬかもしれない。
でも酒も飲んで服も靴も買って
そうでもしないと私はやってけねーよ。