靴について

少し前まで、私の部屋には丸めたティッシュがそこかしこに落ちていました。
中学生男子なら恥らうところですが、
私はティッシュを事後処理に使っていたのではなく
治療に使っていたので万事OKです。
でも資源の無駄遣いです。
否、幾度となく再利用していたからたぶん大丈夫。


昔から足のトラブルが絶えない性質でして
小学校から中学校時代には毎日「足の裏が痛い」と言っていたし
(未だ原因は不明)
中学の終わりからは巻き爪が始まったし
一度なんかライブで転げまわってたら、足踏まれてさあ
親指の爪全体が血豆になったんだよ。
そんで数週間したらその爪がそのまんまとれた。
しばらく取っておいたんだけど、いつだか捨てたな。

いつからかはわからないけど
たぶん生まれつき?
足の人差し指(という呼称は合っているのか)が湾曲してる。
中指(同上)の方に曲がってるもんだから
たまに長時間魔女みたいな靴を履いてると、中指に人差し指の爪が食い込んで痛い。
足も足でその湾曲はおかしいと思っているらしく、
元の方向へ指で押しやると「そうそう」という顔をする。

特に寝る前にその部分が気になり
(やらしい言い方)
ティッシュでも間に入れておかないことには気がすまない。

というわけで、この間足指広げパッド(?)を購入。
ペディキュア塗る時につけるアレ。
これをつけたまま寝ると、心なしか翌日には足の疲れも緩和されているような気がします。


私の足は、ハンマートゥ気味でもあったし
外反母趾気味でもあった。
(理由は定かでないが近年普通の足になってきた)

そういう足が履くものとして、先の尖った靴やヒールの高いものはご法度なんだけど
それでも私は靴が好き。
でも本当は、靴が好きなのとは別で
足に合う靴がないから何度も何度も靴を買うのかなと思う。
一足でも自分の足に合う靴があれば、
少なくともこんなに靴を買ってはいなかっただろうし
ていうか買ってから一度も履いてない靴なんてなかっただろうし
靴が好きだと思い込んだり理由付けをすることはなかったのかもしれない。
でも、私は本気で靴が好きだと思ってるけどさ。

将来、高給取りになったら高価くて良くてきれいで可愛い靴を買って履くんだ、と思っていた。
そういう靴が私の足にフィットしたら、
私は「これこそが私!」と意気揚々に歩き回るんだろうな。

靴さえあれば、私はきっと歩くことが好きで
フットワークが軽くて
きっといい女になっていただろうよ。

そういうことばかり考えている。