最近また意識してるせいか、単に疲れているのか、よく夢を見る。

1.
電車に乗っている。かなり混んでいて、それは私が通学に利用する電車のようだった。
TD公園か、K部で乗り換えで、私は人込みが噴射状に割れる中に紛れて電車を降りた。
降車前、「ああ、もう少し奥の車両に乗れば乗り換えがスムーズだったな」と思った。

タッチの双子の片方と友人らしい設定だった。
コンクリートの道路で私は2人で話していた。
彼から、実はすごい金持ちだという告白を受ける。
その理由で押切もえだかえびちゃんと付き合っているとか付き合いたいとか迫られているというこぼれ話も聞いた。
私は双子の片方を見下ろして、親しい様子で話をしていた。


2.
海外に行くため、空港を目的地に森のような山のような公園のような、とにかく緑が多く土でできた道を歩いていた。
他にも人が列をなして歩いていた。(若い女が多かった)

私は左右に分かれる道の真ん中あたりに知り合いといたが、左から来る友人を見つけてその知り合いを残し彼女と合流した。
右へ行けば空港だと思っていたが、彼女が右にはなかった、左らしいと言うのでそれに従った。

左に進むとネイティブアメリカンのような風貌の中国人の男が2人いて、尋問される形となった。
会話が英語になり、私が空港に行きたいと告げる。
男たちは銃を出せと言い、私は「日本人のほとんどは銃など持っていない」と反抗する。
それを聞いた男たちは話にならない、というか落胆した様子で、以降会話が途切れた。
私はやはりこの先に空港はないと決め、もと来た道へ戻って右に進んだ。

途中荷物がないことに気付き、ひとつは見つかるが貴重品の入った鞄は探しても見つからなかった。
友達も鞄をなくしたが、途中で見つけた気がする。
私はそれを「バカだな」と思っていた。
だからずっと手に力を入れて荷物を運びながら歩いていたはずだった。
公園にあるような木のベンチの上で荷物を広げたがやはり貴重品の入ったバッグは見つからなかった。
困った、しかしこんなことはありえない、と思い、うすらうすら夢なんじゃないか、と思うと目が覚めた。


3.
さびれた薬局のような日常雑貨屋のようなところにいた。
店はかなり小さく、商品も古く埃をかぶっているような状態。
昭和を感じさせる印象だった。
店主は老婆のようだった。男でも、少なくとも年配。顔はみていないが腰が曲がっていた。

私はその店内でかわいい靴を見つける。

(それは前日にバイト先でTさんが履いていたものとそっくり同じだった。
私は偶然ながらも彼女とno boxの靴を色違いで持っていて、
現実でその靴を穿いた彼女を見た時にも、そのデザインからすぐにno boxのものだとわかり、会話をしたのだった。
でも全く同じものが夢で再現されているのには感心する。)

値段を聞くと、老婆はTさんが教えてくれたのと同額を私に告げた。
そのあたりから老婆は若い女性の販売員になり、
古びた店も少し新しくなったように感じた。
そして靴の上にぺらぺらした白い紙が貼られた。
サインペンの赤字で¥値段。
(私の夢はそんなにすぐ順応できないらしい)

書いてて思い出した、買える値段なのに私がその購入を迷っていたのは、
サイズがなかったからだ。
SとM、もしくはSがあって、Lがなかった。
取り寄せるかどうかで悩んでいた。
そのまま夢がフェードアウト。


4.
暖色の間接照明の部屋に、広いベッドの上に数人で座り、寝転がり、話をしていた。
その人数は場面場面で変動した。
一番覚えているのは女2人と男1人の場面。

その男は、佐藤浩市の姿をした40代だった。
ドラマでよく見るようにやはりグレーのスーツ姿だった。
顔は茶色く脂を浮かせていて、横に寝た鼻やいやらしい目つきに嫌悪感を少し感じもした。
私は彼に「佐藤浩市に似てますね」とも言った。

そして私ともう1人の女がのえみさんだった。
のえみさんは加藤夏樹の姿をしていて、夏らしい薄い色のノースリーブに短いスカートだった。

夢の中でのえみさんは不倫をしていて、その相手が佐藤か別の男だった。
私はそれが公然のことだと思っていて、そのベッドで、会話の途中みんながいる前でばらしてしまった。
申し訳ないことをしたと、のえみさんの顔と佐藤(たぶん不倫相手は別の男で、でも佐藤はのえみさんに横恋慕していたのでショックを受けていたようだった)の顔を視界の両端に見ながら思った。

言葉はないが印象的な映像は、ベッドの足元に2人でくっついて座る加藤夏樹と佐藤浩市
カメラが2人に寄るようにして、最後2人の邪推に笑う口元がアップになった。




有名人が出てくる夢はあまり見ないので、新しい傾向だと思った。
ちなみにタッチにも佐藤にも加藤にも押切にも興味はない。
でも押切もえは前日にニュースで観たのでその残像だと思われる。
佐藤浩市も天国と地獄のドラマに出たと知っていたので、その余波か。
加藤夏樹はのえみさんがあの顔を好きだと知っていてのことだと思う。
でも2人ともテレビで見る印象のままの格好だったのがおもしろい。
ちなみにタッチもそうだった。


鞄をなくすのは悪い夢らしい。
よくないことが起こる暗示か、だめだと思いながらダラダラ過ごしている自分への警告でもあると書いてあった。うーんドンピシャ。
ちなみに人込みも、周りに遅れてはならないという気持ちの表れだとか。
電車の中で目にしたサラリーマンや、緑の列の若い女の子達。
たぶん両方とも就活への焦燥みたいなものの表れじゃないだろうか。

夢を勝手に分析すると、やはり一番の関心事や悩みが就活にあると認識させられる。
夢をたくさん見る時は、疲れている時が多い。
そうでない時に見る夢とは明らかにジャンルが異なり、
疲れていない時はかなり現実的な夢になる。
(現実的すぎてつまらない。ドラマがない)
前に夢をたくさん見た時は、どれもが父親のことを喚起させるものだった。


靴の夢は初めて見たけど、女性性器や仕事運、恋愛運を示すようで。
恋愛運と言っているサイトが多かったけど、たぶん見た靴のデザインにも拠るんだろう。
だけどno boxの靴は、女らしいとも機能的ともとれるので、また解釈がむずかしい。ウェッジで底が上がっていたので、女らしい、つまり恋愛のことだととるべきか。
このどっちつかずな感じが私の心情だか深層心理を表しているとも言えそうな。

しかし夢の靴はきれいでかわいくて新品。それは夢占いでいい意味を持つ。
新しい出会いや仕事運が開けること。
でもサイズが合わないことは悪い意味を持つ。
靴を履くのがいい夢、もしくはセックスを示すのに対し、靴を脱ぐのは恋人との破局などを示す。
(ちなみにSかMしかなかったために、試し履きすら私はしていないので、夢に靴を脱いだり履いたりする描写はなかった)
行動しないことで結果の良し悪しや成功、失敗を見ることを先送りにしていることを表しているとも思った。
確かに私にはそういう節がある。