とんでもなくたくさん物を買うくせに
いや、語感だけで言ってしまった
そこまでいっぱいは買いませんけど買い物は好きです。
買い物好きなのに、
なぜか常に「これは持ち運びに適さない」とか
「これを持ったら鞄が重くなるではないか」とか
「これは軽いしフタもしっかり閉まるしプラスチックだから携帯にいいな」とか考えてしまう。
旅行なんて滅多にしないのに。
そしてそう思って買ったものでも持ち歩くことなんか殆ど皆無に等しいのに。
普段持ち歩いてるのは、
財布
ipod
煙草・ライター
携帯
ハンカチ

リップクリーム
キャバ嬢になること/パチンコでの息抜き/世を儚む前にキャッシュローン をすすめるポケットティッシュ
という、極めて重量および嵩が気にならない、もしくはそんなことは端から関係ない必需品の面々。


だからもう潔く、どんなに持ち運びに適さないと思われるヘビー級の物だって気にせず買ってしまえばいいとは思うんだが中々難しい。
携帯性というのが、私の中で利便性・機能性を語る上で欠かせない一つの要素になってしまっている。
そのくせ、持ち運べるテレビ(=ワンセグ)とか、とか・・・あ、持ち運べるベッド(=寝袋)とかには全く興味ないんだけど。


もしかして私はこういう選択の軸を持つことで、旅行の準備をしているのかもしれないよ?


いっぱい物を買うくせに、いっぱい物を買うから、
物が少ない生活に憧れる。


最近空気の濁り具合・澄み具合やにおいが目に付く、ならぬ鼻につく。
煙草はやめてみようかとも思うのだけど
今の煙草が切れそうになると、まだ半分くらい残ってるのに、コンビニやキオスクで「ハイライトのメンソール下さい」をやってしまう。
いつの間にか私は立派なニコチン中毒にかかったようで。
息をつくいい言い訳になるから、座りっぱなしでデスクワークをしてる間はとても辞められそうにない。
まあ、こんなこと言ってる間はたとえ肉体労働をするようになっても「やっぱ体動かした後の一服は違うよね〜」とか言って歯を黄色くしてそうだ。


まあそんなわけで、都内や人口が多い街ではどこもごみごみしたお店ばっかりで
喫煙者は隣の席のおっさんと向こうの窓側に座っていちゃこいてるカップル、課題に夢中な学生、観葉植物を含むその他諸々すべてを副流煙で仕留めてやろうとばかりに今日もスパスパモクモクしているのです。
分煙のお陰で狭い箱に収められて人も煙も多い。
私達はたぶんそこら中からつまみ集められて虫かごに入れられてるんでしょうな。
コオロギのように頑張って煙を吸い込んでは吐き出しております。


そんなこんなで、新宿御苑にはまった。
広い・・
英国式がお気に入り。
大きい木の側に陣取って寝転がって本読んで
仰向けになって空とか木とかを見てる。
すばらしい。
もっと早く来てればよかったよ。

でも今日は途中から雨が降り出したので
そそくさと帰ってきた。
悲しい。
来週は晴れても、きっともっと寒くなってるよ。
こういうところは春に来るのが一番いいんだろうな。
夏だと私は蚊に刺されまくって寝転んでなんかいられないだろうし。
まあでも、曇りの日でも肌寒くても、気持ちよさには変わりなかった。

芝生でなくても、そこら辺を歩いてるだけでいい気持ち。
いつも早歩きなのに、足取りはゆっくりになって
呼吸も深くなる。
肩こりなんか関係ない感じ。
ああ私もこういう良さがわかるくらい歳くったのね。


英国式がお気に入りなのは変わりないが
日本式もやはりいい。
川みたいな水の流れとか、大きい池とか、小さい橋とか
あー好き好き。
池いいよ池。
海がないところに育ったので海に親近感は全くないんだけど
川は大きいのが流れてたので懐かしい感じがする。
赤羽から川口を京浜東北で通る時、大きい川(荒川・・?)を電車が横切る、車窓の風景が
地元のそれととてもよく似ていて胸がきゅんとする。
ちなみに車で通ってもよく似ている。
こっちの景色の方が明かりは多いし、賑やかだし、スケールが大きいけど。