• 泊まったところ

6年前くらいにも利用したところを再度利用。
別にものすごく気に入ったというわけではないんだけど
「一回行った」という馴染みがあって心強く
ゲストハウスで安いし、GW前でも空きがあったのでここにした。
だって3泊の宿泊費用と東京⇔京都間の往復バス費合わせてもまだrimowaの方が高いからね。
アンバランスな旅支度やのー。
ちなみにドミトリー1泊2500円なので3泊してようやくビジネスホテルの1泊代金です。
内装がめちゃくちゃ好みのいいホテルにも心が動いてたんだけど
希望の日にちで連泊予約とれないし
1泊1万5000くらいだもんでやめた。
本当は、「もう社会人だし〜今回は贅沢に〜」とか思ったけど
まだ高速バス乗れるうちは貧乏旅行でもいいや…
(本当は高速バスももう無理だと思ってた。肩こりひどいし。夜行バスだと休憩とか客拾う毎に明かりついたりして休まらないし。でも昼便があって広めの車内、さらにやっぱり新幹線の片道分で往復できる料金に負けた。時間はとられるけど、新幹線怖いじゃん。なんか。あんまり乗ったことないもん)


予約のメールを入れる際、昔利用したことがある旨を書いたら
チェックイン後館内を案内される時に
そのメール対応をしてくれたらしい人が
「今思い出したんですけど、昔も来られたんですよね?」と。
(この人は関東出身)
そうそう、って話を案内されながらしてたら
このゲストハウスも6年の間にかなり様変わりしていて驚いた。
町屋を軽く改造しただけの場所なので、
昔はお風呂も「おばあちゃん家?」って感じだったんだけど
案内されたらシャワールームになっていた。
プールのシャワーみたいな感じ?
というか公衆トイレの中を開けたらシャワーついてましたって感じ?
これなら人が多くても対応できる、と。
なにやら今はここ以外に別館もあるらしくて、繁盛しているようです。
なんだか勝手に嬉しくなりました。
トイレも増えて、泊り客用の二階のトイレは和式だけど
併設された一階のカフェにはなんと洋式のトイレが!
すごいー!
「自分は京都まだ二年くらいなんですよ。だからそれくらい昔のことだとわからないんですけど…
 もしかしたらここも前とは違ってたかもしれないですね」
と前置きがあっての案内だったけど、いちいち私が「わー!!違うー!!」と言うのでやかましかったかもしれません。


そんな話をしながら、当時は若い夫妻二人で回していたところを
今は奥様は引退、空きをほかの雇われスタッフが埋めているということも発覚。
滞在中、スタッフの顔がくるくる変わるので
「えー今何人いるのよ」
と驚いた。
メール対応と案内をしてくれた人が、当時の旦那さんに似ていたので本人だと思っていたら違ったらしく
「ああ、似てますかねえ。でも背が全然違うんですよねえ。ああ、(旦那さんは)さっきまでいたんですけどねー。残念ですねー。」とのこと。
最終日旦那さんがシフトに入ったようで顔を合わせたところ
びっくりするくらい前述のスタッフの人とは似ても似つかない顔立ちだったので勘違いした自分にびっくりした。記憶力ひどい。
そしてそのスタッフの人が旦那さんに私のことを話していたようで
「なんか、前にも来て下さったとか」と話しかけてくれた。
カフェに来ている他のスタッフなのか知り合いなのか…という人達にも
「7年前のリピーター」とかなんとか私のことを言っていた。
なんでもリピーターの存在は珍しいらしい。
ちょうど同じ部屋に泊っていた人で、もう仕事がてら年に何回も来ているという人がいたので
そういう人も多いと思っていたので驚いた。
「それは稀なケース」らしい。まあたしかにゲストハウスだとそういうもんかあ、とも思った。
でも会話をするうち、私が泊まったのはこのゲストハウスが出来た初期の頃だということもわかり
旦那さんや他の人は、昔を懐かしむような表情を浮かべていた。


さらにびっくりだったのが、別館の住み込みスタッフが仕事上がりにカフェに来ていて
(といっても話すまでは普通にカフェ利用のお客さんなのか泊り客なのかスタッフなのかさっぱりわからない)
話をしたらなんと群馬出身だった。
しかもおじいちゃんの実家の方の出身だった。
偶然だなあ、と思うけど、偶然て旅先に多い気がする。
逆にいえば、旅先でなければ大して偶然とも思わないのかもしれない。
まあ群馬も一応、北関東だけど関東ですからね。


京都は都とつくくらいですから、東京のように各地から人が集まって住んで学校に行ったり働いている人もいるわけで
話をしてみて「この人あんまり関西弁(大阪でも京都でも違いをそこまで聞き分けられない)じゃないなあ」と思うとやっぱり別のところから来ている人だったということが多い。
京都に居を構えるというのはなんとなく私にとって異国に住む、くらいの壁を感じるのでなんだか不思議。
よく考えたら↑のように進学だったり就職があったりするので、別段不思議ではないのだけれど。


話を戻しますと、
とりあえずこのカフェではビールばっかり飲んでました。
ていうか京都でビールばっかり飲んでた。
なんとなく、旅行だもんお酒くらい入れておかないと、という気がして。